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  • 執筆者の写真井手ゼミ

【メンバー】10期國枝君の研究内容

10期ゼミ代表の國枝 拓です。私たちの研究内容は「多文化共生の現状と展望 外国人児童教育を通じて」ということで、特に日本における外国人児童の母語教育に関して論文を書きました。


写真の右が國枝君

僕が「外国人」というテーマに絞ったのは、身近に外国人が多くいたからです。僕はコンビニでアルバイトをしていて、そこには多くのスリランカ人がいました。その中でもKさんは特に仲が良く、バイト後に近くのインドカレー屋でご飯を食べたり、一緒にクリケットをしたりしていました。彼の名前に漢字をあててあげたときは、「日本語学校の先生に見せてみる!」ととても喜んでいて、僕も嬉しかった思い出があります。


しかし、漢字というのは日本語を学ぶ外国人にとって大きな障壁になっていることは間違いないのでしょう。Kさんはアルバイトの時、漢字についてよくこういっていました。「カンジはむずかしいね。」そう考えると僕はたまらなく哀しい。何故ならKさんは僕の名前さえ知らなかったのだから。胸のプレートに漢字で書かれた「國枝」という僕の名前は、約1年間Kさんに認識されることはなかったのです。


そう言った数か月後、通っていた日本語学校の先生との禁断の恋の末、結婚してアルバイトを辞めてしまいました。こういった、外国人から見た日本語の壁をどうやって克服するのか。僕は母語教育が必要だと思っています。

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